大腿二頭筋肉離れ　n.k君

 

今週も雨が降ったり風が吹いたり1日の気温差が10℃以上あったり忙しい気候ですが皆様如何お過ごしでしょうか？？

 

先月から来院してるn.k君。

 

高校でサッカー部に所属し練習中にブチッと断裂音がして歩くのもやっとの状態に。

 

お母様がまつもと整骨院の患者様でしたので当日にお電話いただき、来院してもらいました。

 

この場合は以前の記事にも書いておりますが挫傷(肉離れ)なんで完全に保険適応になります。

 

話を聞くと前々から大腿二頭筋部に疲労感や少しプレーすると痛みがあり、腰まわりも張りを感じていたそうです。

 

それでも病院、整骨院等の治療を受ける程では無く我慢してしまったそうです。

 

この張り感、疲労感が身体が休めてくれ〜！！

メンテナンスしてくれ〜！！と言うているんです。

 

 

それを無視してしまい続けたので筋肉がサッカーと言う負荷に耐えれなくなり、ブチッと切れてしまったんです。

 

肉離れや捻挫は不幸な場合も少なからずありますが大半がオーバーワーク、メンテナンス不足で起こります。

 

今回は完全に断裂してなかったので初期はアイシング、微弱電流、周りの筋肉の施術を行いました。

 

完全断裂を疑う酷い場合は提携している整形外科を紹介します。

 

周りの筋肉、特に腰、臀部骨盤まわりこの辺が今回の根本原因です。

 

しっかり緩めてやる事で大腿二頭筋の治りも早くなりますし、何よりも負傷によって庇うまわりの筋肉を緩めてあげる事によって日常生活が劇的に楽になります。

 

これが本当に大事で受傷部位だけ一生懸命施術してもまわりが疲労していると治りかけで競技復帰や日常生活中にまわりが今度はケガしてしまいます。

 

腰痛を庇って膝が痛いとかその逆もまたしかりです。

 

人間の身体は痛いところに負荷をかけないような動きをします。

 

素晴らしい性能ではあるんですが他部位への負荷がかなりきつくなります。

 

だから庇うのはある程度良しとして周りの筋肉のガス抜きをしてやる必要があります。

 

n.k君は炎症が終わって施術がかなり効いているみたいで第2段階の競技復帰のメニューに少しずつ切り替えていきます。

 

それと筋肉をいち早く再生させるための生活習慣、食事のアドバイスを行ってしっかり守ってくれてます。

 

なった状態からいち早く元の生活に戻すのも僕の仕事ですがならないように予防させるのも僕の仕事です。

 

そろそろ学年も変わり最後の総体って学生さんも毎年多いです。

 

ケガして休む、実力が出せない、一生の悔いになるとおもいませんか？？